友達が少ない人
よく友達と一緒にいて謎の虚無感に襲われることがある。
この人と遊んでいる間に他に何か有意義なことができるんじゃなかろうかと考えてしまうからだ。
TOEICの勉強、今日の講義の復習、blenderいじいじ、早寝でごろごろ──
一緒にいながらこんなこと考えてる奴と仲良くしてくれる友達は聖人なんじゃないかと思いながら友達を見る。
そしてまた、この人と遊んでいる間に使うお金は他のことに使えるんじゃないかと考えてしまうこともある。
本を買う、化粧品を買う、ヒトカラに行く、期間限定の大きいシロノワールを1人で食べる──
一緒にいながらこんなこと考えてる奴と友達でい続けてくれる友達は神じゃないかと思いながら友達を見る。
正直話している内容は私好みではない。表面的に世間話をして、相手の話に笑っているけれど心には虚無空間が広がっている。つまり愛想笑いである。
深い話が好きだ。表面的な話はできるけど好きにはならない。表面的な話を好む人と話す際には、話しながらも「自分は何をしているのでしょう」と思っている。
で、私は友達をやめる。友人関係を継続したところで、私の得られるプラスは少ないと冷静に判断するからだ。
で、友達が少ない。でもそれを満足に思っており、私としては充実している。
このような冷たい人間と仲良くしてくれようとする相手の時間と労力が無駄でしかないので、お互いのためにも私は友達を辞めようと思う。
他人との関係を回避する人間である。でも直す気もさらさらない。なぜならそんな気力はないからだ。
そして、他人とのうっすい繋がりも意外と嫌いじゃなくて、むしろ深めようと努力し合う関係よりもフランクで大好きだからだ!
1年後に関わりがなさそうな人とか、大好き!